暑さにうだりながら
note.mu 掲載のもの と同一の内容です。 ------ どこまでも遠くに行きたいと思った どこにも行かなくていいと思った ぼくの心はいつもふらふら きみを想っていつもゆらゆら きみとならどこまでも行けると あのとき確かに思った なのにここらが限界とあきらめて いつもきみから逃げ出そうとしている スピティ渓谷の奥深くまで踏み入って ヒマラヤの雪を眺めながらチベット僧の勤行に この身を震わせたい 道も通らぬアマゾンの森で狩猟採集の暮らしを 続ける人たちと嗅ぎ薬を吹き込み合いながら 永遠の夢を見てみたい けれどぼくはこうしてタイの安宿で暑さに うだりながらきみの帰りを待っている 今はここで自分の力を蓄える 時間が必要なんだ どこかに行ったからといって幸せが 待っているわけでもないだろう? 幸せはこの瞬間にその心の中に自分の手で 作り出すしかないものじゃないか きみが戻れば日々のいさかいが また繰り返される それに負けずにぼくはふらふら行くさ ゆらゆら揺れるきみの心を大事にしてさ [気が向いたらこちらもどうぞ] おかあさん、いつもありがとう (2015/01/21) 神さまが見ている (2014/10/06) ぼくらはほんとうに ひとりぼっちだけれど (2015/01/06)